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- Newer : 退職願を出す前日の夢
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12月7日に入社の連絡をして、今の会社には退職希望を伝えた。
でも予想外の引き留めにあってしまい、ちょっと驚いている。
多分、会社としては私を辞めさせたいと思っていたと考えていたからだ。
でも次に進まなければ、もうダメなところまで来ていると実感しているし、
別に仕事が飽きたから、人が嫌だから、会社がブラックだから辞めると言う訳じゃない。
それぞれをよく見てみると、多分我慢の範囲内だろうと思う。
そんなことじゃない。
そんなことよりもこの会社の理念や考え方が全く理解できず、ついていけないと思ったから辞めるのだ。
私には忘れられない言葉がある。
「仕事をしたいなら結婚もしてはいけないし、子供も産んではいけない。妊娠したら女は終わり。産休制度なんて、慈善事業ではないのだ。」
「うちは女性と言うだけでやっぱり注目されるし、トイレや会議で席を外していても遊んでいると見られるから気を付けて。」
「うちは女性は、大人しくて素直そうな女性を選んで雇っているからあなたは合わないのでは。」
「お前は女だし、韓国に出向したら体を使って仕事とってくればいい」
「女はろくでもないからな。信用できない。」
会社のトップに位置する人間の発した言葉。
今でも鮮明に覚えているし、一生忘れないだろう。
恨みとか憎しみという感情はとっくに消えていて、ただ理解できない。
会社の皆がそうではないけれど、でもこの雰囲気にどっぷり浸かっている訳で。
とんでもない男性至上主義、女性は男性を見た目と下ネタを聞いて貰う、簡易キャバ嬢のような存在としていればいい。そして女性もそれを良しとし、何十歩も下がってでしゃばらないようにし、男性を必死で立てて、愛想を振りまいて、精いっぱい女をアピールしている。もちろん製品の知識に関する学習もしない。別に自分に関係ないし、自分にわかる訳もないと。そして男性に教えて、わからないと縋り付く。それでさえも彼女らの作戦なのかもしれない。
酒の席で触られようと、吐き気を催すような性的な発言を受けようと、何も抗議しない。ニコニコしている。
これがこの会社で暗黙の内に彼女たちに求められている物だと理解した時、強烈に虫唾が走った。
私も同じように求められているのだ。だって女性だから。
私にはこの会社が、どうしても場末のスナック兼連れ込み宿にしか思えなかった。
今まで4年間ずっと。
正直、うちの会社と言う表現を使う事が出来なかった。
男性女性と騒いでいないで、出来る人間、やる気のある人間にチャンスを与える事が、会社の成長に繋がると考えるのだが、彼ら彼女らはそんな事期待していない。
少しずつ溜まっていた綺麗な水が、とどまり続けてもはや底が見えない程の汚水と化したのか、元々の水が蝕まれていたのかもうわからないけれど、一つ確実に言える事は、刻々と濁り続ける汚水は似たような男性を吸い寄せている。きっとこれからも変わらないのだろう。
何とか我慢して気にしないふりをして、自分の心を奮い立たせてここまで来たけれど、やっぱりこの体質には馴染めない。仕事も忙しくなってきて、色々な人とのつながりができてこれからというところで、少し名残惜しいけれど、何だか今の時期がちょうどいいと感じている自分がいる。
悩んだとき、人生の分岐点にて必ず見る象徴夢のような物を今回もやはり見たからだろうか。
本当に自分一人ではなく、誰かが一緒に面接に向かってくれたような気がしてならない。不思議だけれど。
今日内定を貰った会社の社長からお待ちしてますと返事があった。
もうこれで確実に決まった。
この会社の体質との長い戦いもようやくここで終わるのだと思うと、嬉しく思う。
後は来週最終的に辞める旨を伝えるだけだ。
頑張ろう。
2011/12/08 夢日記+α Trackback() Comment(0)
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